日産自動車株式会社は日本を代表する自動車会社であり、日本のビックスリーの一角を担う会社だ。世界的に見ても日本を代表するブランドとなっている。
フランスのルノーと資本提携関係にあり、事実上傘下にあると言える会社である。
英字表記はNISSANであり、本社は神奈川県横浜市にある。日産は戦前の日産コンツェルンからはじまり、旧富士銀行系列の芙蓉グループに属している企業である。
ブランドはニッサンの他に、海外で展開するインフィニティがある。過去には合併したプリンスのブランドや今はなくなっている日産の代表的ブランドのダットサンなどがあった。
提携先であるルノーからきているカルロスゴーン社長が有名であり、グローバルでの生産台数がトヨタに次いで400万台を超えるに至った大企業である。
代表的車種にはバブル景気に絶大な人気を誇ったシーマ(当時唯一の3ナンバー)やシルビアなどの有名車種があり、スポーツカーのスカイライン、セダンのプリメーラなど高い評価を受けていた。経営危機に至った時期でも根付いよい人気で売れ続けた車種にはセフィーロ、エルグランド、マーチなどがあげられる。
一時期軽自動車の拡大によってホンダに国内シェアを抜かれていた時期もあったが、今は不動の国内2位の位置を守っている。
90年代の経営不振が続いた結果、2兆円もの有利子負債を抱えるに至り、1999年3月にルノーとの資本提携に至った。あまりの負債の大きさや、文化的な違いがあるため提携を危惧する意見も多かったが、新しく発表された日産リバイバルプランにより、今までできなかった大規模なリストラを敢行していった。デザインや車種ラインナップの整理を行ったことにより、販売も上向き4年後には2兆円もあった有利子負債を完済している。結果的に提携とゴーン社長の就任は日産にとって大きな転機となり、再び国内2位、日本を代表する自動車会社の地位を不動のものにしたと言っていいだろう。日産自動車の大型の立て直しを評価され、カルロスゴーン社長はルノー本体のCEOも兼任している。
日産自動車はモータースポーツの国内パイオニア的な存在であり、フェアレディやスカイラインなどで多くのレースに参加して優秀な成績を収めている。現在もニッサンモータースポーツインターナショナル、通称ニスモで本格的なスポーツカーレースに取り組んでいる。